家庭を持つ女性が働きだしたいと思うタイミングは、「育児がひと段落する」タイミングだと言われています。子どもがまだ小さいうちはとてもじゃないけれども目が離せず、毎日を疲労困憊で過ごしていたのが、6年も経てばいつの間にか親の送り迎えもなく学校に通い始めるようになります。まだ小学校の低学年のうちは子どもも親も小学校という場に不慣れで、突発的な忙しさに見舞われることもありますが、在宅における幼児期のような「密接な育児」の時間が終わりを迎えるタイミングでもあります。
子供の進学先や幅を増やす上でも働いて貯金を作っておきたいけれど、週5日のフルタイムの勤務をするには体力上やブランクとして不安がある、何より家事と両立が難しい、そんな印象を持ってはいないでしょうか。昨今ではそうした「元々第一線で働いていた女性」にフォーカスした、「週3日の専門的な派遣仕事」の募集が増えつつあるのです。
こうした業態はそもそも「主婦層」を狙っていることもあり、「午前中~午後間での6時間」や「派遣の人は15時まで」など家事が忙しくなる時間帯の前に終業できる契約となっている応募が多くなっています。特にこうした募集は企業側の繁忙期のみ、短期での契約も多く、通常の派遣社員にとってはあまりありがたくない案件ですが、主婦層にとっては、忙しくなる子供の長期休暇までに終わる短期契約はwin-winの案件になります。また働きたい、けれど家庭との両立が…と悩んでいる人には、こうした週3日の派遣仕事もおすすめです。